ネコポス廃止！メルカリはどうなる？

23年10月より「ネコポス」が廃止される事がヤマトホールディングスから発表されました。　　　　　

2023/12/25更新

「ネコポス」廃止の発表って？

23年6月19日　日本郵政とヤマトHD、ヤマト運輸は

を基本合意し、メール便領域と小型薄物領域で協業することとなりました。これにより、ヤマト運輸の「ネコポス」「クロネコDM便」のサービスが順次終了する事になりました。

クロネコゆうパケットは法人向けのサービスとしてスタートする事になりました。

クロネコゆうパケットの詳細

一部「クロネコゆうパケット」の詳細について紹介していきます。

配達先の郵便受けに投函

こちらはこれまでの配達方法とさほど変わりません。

3サイズに分かれ全国一律料金

1cm、2cm、3cm のサイズごとの厚みに応じた規格

365日年中無休　大量集荷OK

ヤマト運輸のセールスドライバーが集荷に来てくれますが、大量集荷は事前連絡要になります。

サイズは？

北海道、青森、岩手、宮城、秋田、福島、栃木、群馬、新潟、富山、石川、福井、山梨、岐阜、愛知、三重
2023/10/01現在　 クロネコゆうパケット販売エリア

利用エリアは今後段階的に拡大していくようです。いずれは日本全国で使用できるようになりそうです。

いずれは個人間取引でも使用することになるのでしょうか。気になるところです。

らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便の違い。

現行のメルカリ便は、ヤマト運輸が担当する「らくらくメルカリ便」日本郵便が担当する「ゆうゆうメルカリ便」が選択できます。
両者を比べると、ヤマト運輸の宅急便よりも日本郵便のゆうパックのほうが若干ですが大きな商品に対応しています。
小物商品の配達日数では、らくらくメルカリ便「ネコポス」のほうが早く到着するといわれています。
こういったところも新サービスではどうなるのか気になるところです。

ネコポスの今後はどうなる？

23年10月に廃止が決まっているわけですから「(仮称)クロネコゆうパケット」に移行していくと思われます。

2023/10/1 現在　ヤマト運輸と契約のある個人間取引サイト(オークションサイト、フリーマーケット)から発送される個人については引き続き「ネコポス」が使用できるようです！

せっかくなのでメルカリ便「ゆうパケット」「ゆうパケットポスト」のご説明をしておきます。

現行のゆうパケットポストはこちら。

現行の「ネコポス」と「ゆうパケット」の比較

配送方法		サイズ	全国一律料金
らくらくメルカリ便		角形A４サイズ	１㎏以内　210円
ネコポス		縦23～31.2　横11.5～22.8　厚さ３㎝
ゆうゆうメルカリ便
ゆうパケット		A４サイズ　3辺合計60㎝以内 　長辺34㎝以内　　3㎝以内	１㎏以内　230円
ゆうパケットポスト		専用箱　32.7　22.8　３㎝　65円 【発送用シール】1枚５円 3辺合計60㎝以内、長辺34㎝以内、かつ郵便ポスト に投函可能なもの	2㎏以内　215円

比べてみると、若干ですが「ゆうパケット」のほうがサイズ感がゆるいように思われます。
「ネコポス」使用時、A4サイズの封筒などに商品を押し込もうとしても、内のりなどの関係でせまく入らない事もあるのですが、ゆうパケットの規格ですとそれほど気にした事はありません。

現行ですと発送料金は「ネコポス」が1番安いという事になっています。
「ゆうパケットポスト」もさほど料金が変わるわけではありませんが、今後統合されるとすれば「ヤマト運輸」「日本郵便」双方の労力がかかるといる事となり、価格改定も考えられますね。

まとめ

現行の「ネコポス」はなくなってしまいますが、同等のサービスは継続されるかと思います。ですが、10月までの発表を聞かなければわからないところも多々あります。

すでに出品予定の商品を用意されている方は早々に出したほうがお特になるかもしれません。いまのところ、メルカリ発送において「ネコポス」は選択可能です。ただし、「クロネコゆうパケット」が今後拡大していくことも想像されます。「ゆうパケット」「ゆうパケットポスト」などの発送方法が「ネコポス」に劣るという訳ではなく、この先なんらかの料金改定が双方にあるとすれば、早めが良いのではないかと考えます。

先日、「封書」と「はがき」の郵便料金が値上がりしましたね。かなり衝撃的なニュースでした。フリマアプリでの役割が大きかった最小発送方法の値上げによりますますネコポスやゆうパケットの役割りが広がっていきそうです。この双方にも何か改定がありそうなので、今後も注目していきたいですね。

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